2010/04/01

隅田川と橋

「千住大橋」から隅田川が東京湾に注ぐ際の「勝鬨橋」まで橋は18 あります。


橋のあるところの多くは江戸時代に「渡し舟」の乗り場のあったところです。当時、幕府は江戸防衛のため極力架橋をおさえて、渡し舟を運航させました。


しかし、時とともに橋を重要視するようになり渡し舟は次第に姿を消していきました。ただ橋は維持費がとてもかさむため、なかには武士を除き、通行料にあたる橋銭を取ったりした橋もあったそうです。


今の橋は、近年になって架けた橋を別にすれば、古い橋を何度か改修したり、架け替えたりして維持されてきているのです。大震災や大空襲などがありました。また老朽化という問題もあったからです。

 私は18のすべての橋をポイントに隅田川の両岸を歩きましたが、ここでは「桜」をテーマに「千住大橋」から「吾妻橋」まで、言って見ればおよそ4割の距離を2日に分けてみます。



 歩く前に、今の東京と江戸について対比して書いてある本を2冊読み、興味を惹いた記事をメモしました。途中で見落とさないためです。橋のこと、これから書く歴史的エピソードも興味を引き立たせる要素でした。所在、最寄駅やバス停などもメモの対象です。


それを見やすい地図に照らして確認しておきます。道筋の確認は大事です。地図は軽く、見やすい週刊誌の半分くらいのハンディタイプが便利です。


 あとは「持ち物」のところで書いた中から必要なものを揃えます。今回は写真を撮ることも目的の一つにして一眼レフを用意しました。あえて広角レンズだけでいくことにしました。

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