千住大橋に別れを告げて、川伝いに南に歩きます。すっすっと歩くといっても早足で歩くことはありません。普通の速度で、あちこちを眺めながら歩きます。通りから川岸に出て下手の橋のあたり、千住大橋の方を眺めます。川幅が広く幸い天気がいいので視野がパーッと広がって気持ちのいいこと。
次の橋は新しい橋、「千住汐入大橋」です。平成18年(2006)に架けられた橋です。
ここには「汐入の渡し」の渡し場がありました。江戸時代には、いまの荒川区のこのあたりはお花見や紅葉狩りなど行楽地として賑わいを見せていたそうです。明治に入ると、現在「都立汐入公園」になっているところから北にサトザクラの古い品種が植えられ、いまでは公園には30種250本の桜が四月花を競い合います。
最寄駅は京成本線「京成関谷駅」。東武伊勢崎線「堀切駅」です。
三つ目はコバルトブルーに塗られた「水神大橋」です。こちらも新しい橋で、平成元年(1989)に造られました。
東岸にある隅田川一帯の守り神、隅田川神社(水神宮・浮島神社)にちなんで名づけられたといいます。荒川区の都立汐入公園と墨田区の東白髭公園を繋ぐ印象的な橋です。
西詰め。「千住汐入大橋」から「水神大橋」にかけて川畔に広がる汐入公園は芝生がきれいに整備されたオープンで快活な公園です。
直接行くには東武伊勢崎線「鐘ケ淵駅」下車します。
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